趣深山ブログ よもやま編

趣深山です。四国 剣山 三嶺 天狗塚 周辺の山域での山歩きについての話題です。 (C)since2002 趣深山 (shumiyama@gmail.com)

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メガクエイク

megaquake 

『MEGAQUAKE 巨大地震』NHKスペシャル
2010年3月8日 発行 主婦と生活社


NHKスペシャル『メガクエイク』は2010年1月から3月にかけて 放映

 


 

驚きました。
たった 一年前に この本が出版されていたとは!

 


 

■東北大学・今村文彦教授

「仙台市の郊外。東北大学・今村文彦教授の研究チームは。海岸から4キロ近く離れた水田の地下から、あるはずのない海の砂を発見した。分析の結果、この砂は約1000年前に起きた日本最大級の津波の痕跡で、1000年ごとに繰り返し起きていることがわかった。
つまりいつ次の大津波が来てもおかしくはない。
この津波を起こす地震は、本州東方のプレートの境界。
最大ではマグニチュード9近くのメガクエイクになる可能性がある。」

 

東北大学大学院工学研究科附属災害制御研究センター
TohokuUniv_DCRC
東北大学 大学院理学研究科 地震・噴火予知研究観測センター

 東北大学工学研究科・工学部/医工学研究科 災害時ホームページ

 


 


■金森博雄 氏(カリフォルニア工科大学名誉教授)

『「金森氏は「過去の地震を調べることも大切だが、地震は常に想定外に起こるものだと考えて備えるしかない」と語った。』

 

 


 


■80年前の 寺田寅彦氏 の文章。


 今回の震災のあと 読み直し 80年経ても いまだ まことに当を得ていると 改めて痛感。

「しかしここで一つ考えなければならないことで、しかもいつも忘れられがちな重大な要項がある。それは、文明が進めば進むほど天然の暴威による災害がその劇烈の度を増すという事実である。


 人類がまだ草昧の時代を脱しなかったころ、がんじょうな岩山の洞窟の中に住まっていたとすれば、たいていの地震や暴風でも平気であったろうし、これらの天変によって破壊さるべきなんら造営物をも持ち合わせなかったのである。もう少し文化が進んで小屋を作るようになっても、テントか掘っ立て小屋のようなものであってみれば、地震にはかえって絶対安全であり、また たとえ風に飛ばされてしまっても復旧は はなはだ容易である。とにかくこういう時代には、人間は極端に自然に従順であって、自然に逆らうような大それた企ては何もしなかったからよかったのである。

 文明が進むに従って人間は次第に自然を征服しようとする野心を生じた。そうして、重力に逆らい、風圧水力に抗するようないろいろの造営物を作った。そうしてあっぱれ自然の暴威を封じ込めたつもりになっていると、どうかした拍子に檻(おり)を破った猛獣の大群のように、自然があばれ出して高楼を倒壊せしめ堤防を崩壊させて人命を危うくし財産を滅ぼす。

その災禍を起こさせたもとの起こりは天然に反抗する人間の細工であると言っても不当ではないはずである。災害の運動エネルギーとなるべき位置エネルギーを蓄積させ、いやが上にも災害を大きくするように努力しているものは たれあろう文明人そのものなのである。」
寺田寅彦 『経済往来』昭和9年11月 「天災と国防」

 


 


[ 2011/04/02 19:57 ] 地震 | TB(-) | CM(-)


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