趣深山ブログ よもやま編

趣深山です。四国 剣山 三嶺 天狗塚 周辺の山域での山歩きについての話題です。 (C)since2002 趣深山 (shumiyama@gmail.com)

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山頂への こだわり

山頂への こだわり
 山頂での登山者の 滞留時間は 気象条件に左右される。

人気のある山の山頂では 秋山シーズンの天気の良い週末など、大勢の登山者で賑わう。

山頂での 登山者の山頂での平均的な滞留時間は、一般的にいえば天候、
こまかくいえば 雨 風 雪 ガス、気温 日差し 風速 眺望など 色々な条件で変化があるようだ。

なかでも 同じ天気だと 山頂での気温が高いか 低いかは、とても 大きな要素のようだ。

平成17年10月30日三嶺山頂 「7.1度 3-5m 南風 晴れ 剣山 次郎笈など 視界良好。 じっとしていると やや寒い」 

平成17年11月5日三嶺山頂「 11.2度 2-3m 先週に比べ 暖かいので 山頂に滞留する人が多く 賑わっている。」

三〇日と五日は、 三嶺山頂では、同じくらいの数の人々で 賑わっていたが、

気温が低いと、
山頂で滞留する人は、みんな すぐ山頂を離れ、入れ替わりが頻繁にある。

気温が高いと、
山頂でゆっくり食事をしたり眺望を楽しんだりして
山頂で長時間滞留するようになり そさくさと下山する人が少なくなり、
入れ込みの分だけ 人が多くなり、 とたん 瞬間的に 山頂は 更に大勢の人で賑わっているように見える。

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平成17年10月30日

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平成17年11月5日

1 それにしても 登山者は 何故 山頂に こだわるのだろうか?

どうして 山頂に登山者が溜まるのか考えてみると、
何故 登山者は山頂に  やたらと こだわるのだろうかということに 辿り着く。

たとえ 山頂への途中で もっと 良い場所があっても 少し 立ち止まるか、 あるいは ほんの一寸 腰掛けて 小休止するだけで、
 ともかく やたらと 高いところ 高いところと 山頂をめざす。
高いところに 登りたがるのは 人間の本性なのだろうか。

ともかく  登山者はやたら 高いところへ 高いところへ よって くるものだ。

確かに山頂は 登山者が山頂へ想いを抱き 憧れる場所だ。
やっと 辿り着いた  山頂は もうこれ以上 登らなくても良い 目的地の場所だということだ。

ということは 無理に山頂へ行かなくても 最終目的地をはじめから「山頂」でなく 「山麓」とすれば また違った世界がひろがるのかもしれない。


平成17年11月5日撮影
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平成17年11月5日撮影 三嶺山頂

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平成17年11月5日撮影 天狗塚山頂

2 登山者は山稜や山頂に こだわり があるが、 野生動物には こだわりがない

苦労して 雪の山稜を ラッセルしていくと クロスする形で 獣のトレースがあった。

このトレースを見ると、登山者は山稜や山頂に「こだわり」 があるが、 野生動物には こだわりがないのが分かる。

獣道は 野生動物がよく歩くところが 道になったもので、よく通う山域では 獣道を利用させてもらうことが多い。

 獣たちのトレースは 登山者と違って 無理に山稜を辿らない 無理のない歩き方をしている。

その 踏み痕を 追うことになると、いかに 登山者が 山稜や 山頂に こだわった 登りかたをしているなと つくづく感じる。

山は 大きく 広いのである。
狭い所に集中すること無く 更に発想を 豊かにして 山歩きを楽しんでいきたいと思う。

歩いたところが道になる

5-kemonomiti-9380-11.jpg



自然豊かな、三嶺にある 鞍部にできた獣道のジャンクションである。

野生動物は それぞれ違った方向からやって来て
このジャンクションをへて また それぞれ違った 方向へ 去っていく。

登山者は あくまで忠実に 山稜通しに行こうとするが、
野生動物は 鞍部を うまく通り抜ける。

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平成17年11月13日撮影

3 獣道から 教えてもらうこと

野生動物の踏み痕をみると、 餌場 水場 ヌタバ ねぐら 繁殖地 社交場などへの移動など など、 山野を自由に巡る動きは とても羨ましく思える。

また、険しい山稜の弱点を狙った 素晴らしいルートファインディング力や、 藪の密生地帯を避けた 合理的な 動きなど 彼らから教えられることは多い。

彼らは 基本的に 山頂とか山稜に こだわり のない動きをしていて、たまに山稜とクロスすることはあっても、 登山者のように わざわざ 遠回りして 山頂を踏んでみようという いやしい考えはない。

登山者も 山頂 、山稜への束縛を 離れて、 野生動物の動きのように 自由に 山野を 彷徨すれば もっと 山の楽しみは 広がるのではないだろうか。

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平成17年10月30日撮影

4 こだわりのある 「山」、 こだわりのない 「山」、 どちらも 山には 違いない

山頂をめざしていた 登山者が 途中で 引き返した場合に 登山者は、「敗退」あるいは 「撤退」という言葉をよく使う。

特に 山頂だけでなくても 困難な ルートをめざしていた場合等でも、 同様な言葉を使う。

少し おおげさに 思える この敗退という言葉を使うのを、よく 考えてみれば 敗退した 山頂 山稜 ルートとかに それだけ とくに「こだわり」があるからである。

はじめから 山頂とか 山稜に 特にこだわりが なければ 「敗退」などと いうこともないし、 
山頂に とくに こだわりもなく 、野生動物のように自由に山野を彷徨すれば 「敗退」などもないのである。


ただし 「こだわり」があるから およそ 国内外の登山も 進化してきた一面もある。
 
過去のエドワード・ウィンパーのマッターホルン登頂をはじめ、8000m峰の ヒマラヤ登山など繙いてみても、
山頂への 強い こだわり、 何回もチャレンジする 不撓不屈の精神があってこそ、 やっと 最終的に 完登出来てきたという登山の歴史がある。

こだわりのある 「山」、 こだわりのない 「山」、 どちらも 山には 違いない。

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平成16年12月30日撮影

敗退

山頂への こだわり

2005年11月11日 第1版制作

2005年11月14日 更新

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[ 2005/11/11 09:21 ] 自分の山歩き | TB(-) | CM(-)


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