趣深山ブログ よもやま編

趣深山です。四国 剣山 三嶺 天狗塚 周辺の山域での山歩きについての話題です。 (C)since2002 趣深山 (shumiyama@gmail.com)

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TJAR 2012(Trans Japan Alps Race)四国から参加の「グルンさん」やった 3位でゴール!



TJAR 2012(Trans Japan Alps Race)四国から参加の「グルンさん」

グルンさん
やった 3位でゴール!

悪天候、酷暑など 厳しい条件を昼夜にわたって のりこえ、 当初の目標を 大幅に上回る 記録で ゴールとは 本当に凄い。

祝! 3位!! 心から祝福いたします。


ホームグラウンド 四国の山々で 鍛えた 日頃のご努力の成果と 敬服する次第で、低く 小さな2000m山々しかない四国でも 登りかた次第で 3000mの日本アルプスでも通用する トレーニングの場になるのを実証してくれました。


今後 ますますのご活躍を期待します。


本当に おめでとうございます。

http://www.tjar.jp/2012/athlete/2012/08/17205603.html


 TJAR(トランスジャパンアルプスレース)








2012年8月12日からの中部地方レーダ雨量(履歴)
川の防災情報提供
2012TJAR




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[ 2012/08/17 22:13 ] 長距離 | TB(-) | CM(-)

京都 大廻り 84km

今年のトランスジャパンアルプスレース 2010。
四国から参加された グルンさん が 初出場で 無事完走された。

日本海 早月川河口 をスタートし、北ア、中ア、南アを抜け、太平洋静岡大浜海岸まで1週間で走破する とても 過酷なレース。

台風の影響で 悪天候の中、完走だけでも 大変なのに グルンさんの見事な「快挙」を 心から祝福したい。

ところで  それにしても 5日間05時間22分の大会記録更新でダントツ優勝された方。
5日間で合計睡眠時間9時間とか?



海外のレースなど過酷なものが多いと聞くが、
レースでなくても
ランナーのロングトレール走破記録は一日50マイル以上のもあるようだが歩きのトレッカー Andrew Skurka 氏のロングトレールの踏破記録は注目に値する。

2006年のPacific Crest Trail 2006 - Californiaでは

Total Distance Covered: 1,744 miles
Time on the PCT: 45 d 16 hrs
Pace: 38.2 mi/day
(Horton's Record Pace: 39.5 mi/day)
Weight Lost: 25 lbs | Snow in the Sierra: A lot
Base pack weight: 5.8 to 7.6 lbs

荷物を背負い 雪もあるような山道など含め 毎日60km以上の歩きのスピードはすごい。





日本国内で もっとも これ以上に過酷なのは色々あるだろうが 荒行で知られる 千日回峰行だろうか?

比叡山 千日回峰行 6年目堂入り、9日間 断食、断水、不臥、不眠不休で勤行。

7年目 年200日のうち 京都大廻り84kmは100日間。ただ歩くだけでなく 読経など勤行しながら。連日 睡眠2-3時間。

草鞋で白装束での荒行。
全く 常人には考えられない世界、ここまでのことができるということか。


大廻り
「午前一時に自坊の玉照院を出発、山上の行者道を通って東塔、西塔、横川をまわり、山下の坂本に下り日吉大社を拝み、再び無勤寺の自坊へ。
この間 三十キロを六時間がかりで歩く。

午前七時、お勤めのあとに朝食。京都大回りにスタート。四明嶽から雲母坂の十キロを駆け下り、赤山禅院でこの日 三度目の草鞋の履き替え。

午前十時、赤山禅院を出発し旧白川通りを南に歩き途中で真如堂、平安神宮など数ヶ所で修法。午前十一時半、東山区栗田口の吉水庵で昼食、休憩。午後零時半、八坂神社から産寧坂を一気に駆け登り清水寺に参拝し、車の波をぬって松原通りを西に歩く。午後一時四十分、六波羅蜜寺を経て堀川通りを北へさらに三条通りを西へ歩き、途中の民家で十分間の休憩。午後三時、出世稲荷から千本通りを北上し、北野天満宮、西方尼寺、上御霊神社へとまわる。午後五時半下鴨神社着。そして午後六時には宿坊の清浄華院に到着する。

赤山禅院を出てからの市中は約四十四キロ。この日、午前一時に出発してより、合わせて八十四キロ歩いたことになる。

宿坊では入浴し勤行が終わるのが午後の九時前後。それから数時間を仮眠にあてるが、午前零時前には起き、朝の勤行をすませて翌午前一時きっかりに宿坊の清浄華院を出発する。前日に歩いた逆コースをたどり、叡山に向かうのである。」
『北嶺のひと 比叡山・千日回峰行者・叡南俊照』
昭和61年初版、平成19年十刷。
はやしたかし、村上 護 著 校成出版社

叡南俊照師は香川県坂出市の生まれ。

[ 2010/08/30 19:59 ] 長距離 | TB(-) | CM(-)

速い

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速い
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http://shumiyama.web.fc2.com/yomoyama/hayai_2005.html

「細かいピークまで含めれば、山の数は無数にあるかも知れないが、常人が意気込んで登っていられる山らしい山となれば そんなに 多くはない。

少し真面目に通えば、国内の2000~3000m級の山は数年で踏破してしまうし、あの”日本百名山”などは私算によれば、1ヶ月余りで登り尽くすことも不可能でない。

一定の目標が達成されるとすることがなくなり、山への情熱を失うというのは人間の常で、ピークハンターは山行が一本調子なだけにこのマンネリ化の訪れも早い。

ただ歩くだけでは刺激がなくなっておもしろくないが、かといって岩や雪山はどうもという人には、山を捨てる前に重荷と重い靴を捨てて走ってみることを勧める。」

「ランニング登山」 下嶋 溪 著  1986年7月1日 山と溪谷社

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★スポーツは速さを競うが、色々な取り組み方がある。

色々な山の登り方が ありますが、ほかのスポーツ競技のように 「より速く」というのも 山登りを スポーツとしてとらえると 当然なことかも知れません。

山はスポーツとしてだけの側面があるのでないと いう 考え方の場合は 「より速く」は関係ありません。
その場合 もっと ゆっくり ゆっくり 楽しみながらマイペースで行けばよいのです。

スポーツとしての  マラソンも ゆっくり楽しむマラソンのレベルと タイムを競う競技者たちのハイハイレベルがあるように 山 での「速さ」も 上と下では 大変な差があります。

山の場合は 単なるスポーツとしてだけでない 様々な要素もあり  平地のマラソンよりも 更に幅があります。
登山者の 中にも 速い人 遅い人 様々あるのですが、ただ 総じていえるのは  人より速く登るのは その人の山への考え方であり 山への一つの取り組み方と思われます。

速く行きたい人は速くいけばいいし、ゆっくり好みの人は ゆっくり行けばいいのです。要は 自分流の登り方をすればそれでいいことです。

山は趣味の世界であり、色々な取り組みが趣味を更に深めるのではないでしょうか。

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★速い 「ランニング登山」

山中を駆け抜けるとは まさに このことかと 思わせる 本が あります。
数々の 山岳記録のなかで 色々な記録がありますが この「ランニング登山」(下嶋 溪 著  1986年7月1日 山と溪谷社) に出てくる記録は かなり年月を経ても 大いに価値のある 大変な 記録ばかりです。

この本の 著者は 既に故人となられ、この本も もう既に 絶版となってしまいましたが、当時の記録を拝見するだけでも いつも 大変な 勇気と感動を与えてくれます。
★速ければいいというものではないという反論もあるが
もっとも 山は速く登ればいいというものではない、という反論があります。ゆったり途中の各所で 味わいながら登るべきだとか、風景、植物、自然を愛でながら、登るのが山だとかいう意見もあります。何も急いでのぼることもない ゆったり時間をかけて登るべきだ。その通りです。

急ぎでも ゆっくりでも それぞれ、山の楽しみ方は人それぞれです。それらを 十分 分かった上での 話として 考えるべきです。

ただ ゆったり登るのは 楽しさが増すものですが、スケールの大きい山では とても時間が かかりすぎます。

それなら 標準タイムで  登ればいいと いうことですが、更に 大きなスケールの山とかで コースの長くなる ところでは 徒に日数ばかりかけているより 危険を避けるためにも 、多少とも スピードアップしていかないと 登れない ことがなります。

スケールの大きい 山々を 登るには やはり ある程度のスピードは 必要なのでしょう。

スピードアップが 徹底したのが 「ランニング登山」 下嶋 溪著 なのかもしれません。ただただ 驚くばかりです。

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★「ランニング登山」 下嶋 溪 57-58ページ 一覧表
標準コースタイムに対しての 短縮率に 注目

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「ランニング登山」 下嶋 溪 著  1986年7月1日 山と溪谷社から


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★「ランニング登山」 下嶋 溪 著  1986年7月1日 山と溪谷社から 具体例 本当に驚くばかり速い

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●六甲全山縦走タイムトライアル 昭和60年3月31日 晴れのち一時吹雪 (下嶋 溪氏の記録)

3-okutitibu_1.gif
●奥秩父全山夜行日帰り縦走 昭和57年7月10日  快晴のち雷雨 (下嶋 溪氏の記録)

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●表日光連峰日帰り縦走 昭和60年11月4日 快晴微風 (下嶋 溪氏の記録)

5-okutama_1.gif
●南奥多摩全山日帰り縦走 昭和58年5月15日 快晴のち風雨 (下嶋 溪氏の記録)

6-tanzawa_1.gif
●丹沢全山日帰り縦走 昭和57年5月29日 晴れのち雨 (下嶋 溪氏の記録)


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●八ヶ岳全山夜行日帰り縦走 南下コース 昭和57年6月12日 終日快晴微風 (下嶋 溪氏の記録)

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●八ヶ岳全山夜行日帰り縦走 北上コース 昭和60年6月1日 晴のち雨 (下嶋 溪氏の記録)


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●北アルプス後立山連峰夜行日帰り縦走 昭和60年9月1日  (下嶋 溪氏の記録)


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●南アルプス白峰三山夜行日帰り縦走 昭和60年8月24日 快晴微風 (田中 誠一氏の記録)


11-simojima_run.jpg
以上 「ランニング登山」 下嶋 溪 著  1986年7月1日 山と溪谷社から 引用

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★下嶋氏 服装 装備 
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「ランニング登山」 下嶋 溪 著  1986年7月1日 山と溪谷社から 引用


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★長谷川恒夫CUP 日本山岳耐久レース


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コースマップ
http://www.togakuren.com/taikyu/map.jpg
http://www.togakuren.com/taikyu/map-s.jpg
東京都山岳連盟日本山岳耐久レース 長谷川恒男CUP

http://www.togakuren.com/13th-taikyu/13th-top.htm

http://www.togakuren.com/index.htm

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2005年5月23日 第1版制作
2005年6月22日 更新
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速い
http://shumiyama.web.fc2.com/yomoyama/hayai_2005.html
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http://shumiyama.web.fc2.com/index.html「趣味の山歩き ますます深くなる 近くの山域」 趣深山
Copyright(c) 2002-2008  趣深山 All Rights Reserved
[ 2005/05/23 17:50 ] 長距離 | TB(-) | CM(-)

縦走 周回 登山

縦走 周回 登山



車は一切使わず
「通常、数泊を要するコースを日帰りでやってしまうような早駆け登山をカモシカ山行などと呼ぶが、稲沢久夫さんは、たとえば、馬場島から剱岳の早月尾根を登り、帰路は大日連山を踏み越えてその日のうちに称名滝方面へ下山といったような驚異的な山行を幾年にもわたって日常的に実践されている。

馬場島7:00 早月小屋9:25 剱岳11:25 剱御前小屋13:10 大日小屋15:40 称名川17:45
このコースは初走破81年以来年に2-3回ずつ14年間継続した。

山行はすべて単独行。従ってどこへ行こうと自由で折立峠までいってその先のコースを決めることも。
車は一切使わず、鉄道とタクシーを利用。ために入山地点に帰る必要がなく、勢い縦走的山行が多くなる。」

橋本 廣編 「とやま山紀行」 1996年12月20日発行 桂書房




☆アプローチを歩く

最近の登山者は往々にして林道の奥まで車で行って、アプローチを短縮していることが、多いようです。時間短縮でしょうが、いよいよの登山口でいきなりの急登を登るのは、暖機運転なしに、いきなり全力疾走するようなものです。ウォーミングアップのつもりで多少なりとも林道などのアプローチを歩いてみるのもいいと思います。




☆縦走か周回かピストンか

登りと下りと同じコースをとるのはまず基本です。登りの途中で予定外のことがあった場合でも、その時点で引き返せば、下りでの不安が解消され、安全性が高いと思います。ただ登りのコースが極端なバリエーションルートであれば、途中からは降るより上に抜けてしまって、より安全な一般道があれば、それを利用するほうが安全性が高まる場合もあります。
縦走は山並みの上を縫っていく魅力のあるコースです。往復のピストンコースにない大きな感動と達成感を得ることになります。
ただ縦走登山すると、車で行く場合には、どうしても車の回収に困ります。周回登山はその苦労を少なくするため、計画されます。コースの選定やエスケープルートの配置に知恵を絞ります。




☆車の回収

1 車を2台以上使う

2台以上で行き、あらかじめ下山地点へ下山用の車をデポしておく、のはよく使われます。
ただし、また登山口まで回収に行かなくてはならず結構面倒です。またパーティーの構成などにも影響されます。
スピードのでない狭い林道を行き来して、かなりの時間的ロスがあります。縦走路で効率よく、うまく設定できれば良いのですが、エスケープルートを含めて、なかなか作戦が上手くいくとは限りません。
これの変形として両方の登山口から縦走していき山中で車のキーを交換するという手もありますが、連絡の取り合いとか、エスケープルート選択時のことを考えておく必要があります。

2 バス タクシーなどの利用

公共交通機関を利用すれば下山ルートに制限がなくなりますが、チャーターバスならともかく、やはり一般の交通機関には運用時間の限りがあります。路線バスが上手く設定されているところを選び、かつ、バスの時間に乗り遅れくれないように行動に余裕をもって計画しておく必要があります

3 自転車 単車を車に積んでいって下山口にデポする。

これは基本的に1の車2台のときと同じ悩みが出て来ますが、単独行でもできるという最大の利点があります。
さらに、自転車なら標高差を考え下る方向に使えば精神的にぐっと楽になります。

4 ヒッチハイクなど

山中で 他の登山者に便乗するならともかく、地元の人を頼みとして、 これを始めから 予定に組み入れるのは登山者としては色々と議論のあるところです。 一部の観光地化した場所を除き、一般的に山中深いところは原則的に、車の通行は極めてわずかです。山は山里の人によって守られていると思います。ただでさえ過疎化が進み廃屋が増加し、高齢化や林業などの衰退など山里の現状を見れば、たとえ善意のつもりで 地元の人からの申し出があっても、それに頼るのは、山里の人に 結果的に負担となるようなことであって、基本的に良くありません。登山者は遭難時だけでなく 有形であれ無形であれ、地元の人に大きな迷惑をかけることがあってはならないと気付くべきです。
その上、今では、山奥の主力産業はかつての林業から土木建設工事になっています。昨今は工事現場までの行き帰りに万が一にも工事車両の転落事故などの発生がないようにと、工事車両については工事発注官公庁から安全対策をきつく指導されているようなので、登山者など第三者の便乗は厳禁という傾向が強いと思います。
冷たいようですが、山間地での人々の生活ペースを乱すのは良くありません。登山者は登る山が地元の山里の人によって守られているという中で、登らしてもらっているのですから、そういう感謝の気持ちを持って登るべきだと思います。始めから歩く気持ちを持っていれば、通り過ぎていく 車の横を歩いていても別に気落ちもありません。

5 結局は一番頼りになるのは歩くこと

バスの時間とか一切気にせずに、ただひたすら車をデポした駐車地点まで歩くこと。これが一番確実です。エスケープルートなど予定外のことがあっても臨機応変に対応できます。始めから歩くつもりでいれば精神的には一番楽なのです。



☆私の山日記から

何事も計画通りにはいかないものです。途中、予定外に時間を喰ってしまうことは日常茶飯事です。

「T岳までの予定は やはり無理だ。ガスがでて、暗闇が迫りつつある。無理せず Sへ降りよう。林道16k位は大したことはない。安全策を採った方が良いだろう」平成12年4月22日16時48分k岳山頂にて

「暗闇から すっと車が突然現れた。助かった」22時48分




矢筈山(1848) 黒笠山(1703)平成12年4月22日の記録 

後日談

1ヶ月後同じコースで再挑戦しました。K岳へはあの時に比べ僅か1時間早く着いただけですが、たったそれだけの差で予定の縦走コースを完歩できました。
日の長さ、積雪状況の違い、天候の安定性、体調など色々な要素を考えて安全策を取るのが大切なのです。




2003年5月30日 第一版
2004年12月23日 改訂増補
2006年3月20日更新
[ 2003/05/30 06:55 ] 長距離 | TB(-) | CM(-)


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